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A Day without Immigrants - 移民のいなくなる日

23217795.jpgかねてから報道されていた通り、全米各地で「A Day without Immigrants」と題した、移民改正法に対する一斉デモがあった。参加者は100万人以上。ウチの会社でも、デモに参加するために仕事をボイコットしたメンバーがいたとか。

   
3月末にL.A.で50万人のデモが起こるまで、僕はこの問題を全然知らなかった。 そのときは、とにかくその数にも驚いたが(僕の育った市の人口の10倍!)、不法入国者(滞在者)が罰せられることへの反論の大きさに驚き。 特に、不法移民に市民権への道を開くという法案は、にわかには信じがたかった。 ただ、周りを見渡してみれば、それもおかしな話ではないと気づかされる。


23218271.jpg 23216495.jpg
とにかくすごい人、人、人、人、人、人、人! (たくさん書くとヒトに読めない・・)


で、ちょっと調べてみた現状はざっとこんな感じ。

1.アメリカは「今も」移民の国
移民の数は、年100万人のペースで増加(この数字だけで考えが変わる。。。)。
さらに、毎年、50万人の不法移民が侵入。現在の不法移民の数は1100~1200万人。

2.不法移民はアメリカ経済に不可欠
人口の3~4%に過ぎない不法移民が、農業、清掃業、屋根職人、食肉加工など、
アメリカ人のやりたがらない仕事の3割超を低賃金で担っている。 

3.移民改正法の目的は国家安全保障だが・・・
(下院を通過した法案の)内容は、不法移民への厳罰とメキシコとの国境の強化。
(上院での争点)一時就労や市民権獲得への道を盛り込むかどうか。


不法移民が違法なのは間違いないのだが、その弱みに漬け込んで彼らを上手く利用しているのがアメリカの現状なのも間違いないと思う。 そして、今回のアメリカ政府の強硬な姿勢に対して、とうとう黙っていられなくなったのが、眠れる巨人、Latino(南米系)移民たち。 他国からの移民をも取り込んで、前代未聞のデモを推し進める。 さらに、下院で法案を押し切った共和党と敵対する民主党の政治的なもくろみも重なって、何とか落とし所を探っているところ。 まあ、そもそも1000万人を越える不法移民を強制送還できるとはとても思えないのだが。。。

一通り、現状を理解すると、違法であることを脇に置いてでも、デモが行われることも妥当と思えてくる。 そもそも、法律なんて、所詮、人が作ったもので、それに反するだけで完全に悪というわけではないのだから。 結局、こうだという結論を持てるほど、僕も理解できているわけではないのだが、現実的な方法を取るという意味でも、既に入ってきている不法移民については、それの入国を許し、かつ、利用してきたアメリカ政府の責任で保護すべきじゃないかな。 まあ、国境は強化したければすればいいけど、一時労働者として重労働低賃金の労働力を確保しておいて、市民権への道は閉ざす(Guest-worker program)というのは、まさにアメリカらしいというかなんというか、フェアじゃない気がしてしまう。 

アメリカが他国と違った国であろうとするなら、移民への壁を他にないほど低くして、混沌の中で新しい強さを作り続けていく国にでもなってくれれば面白いと思うのだが・・・


23218307.jpg
移民がいなくなって閉じられた市場。

#こんな映画があるそうです。  A Day Without a Mexican
#関係者は、今日という日をほくそ笑んでいることだろう(笑)。


※今回の写真は全てLos Angeles Timesから無断拝借。
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  1. 2006/05/01(月)|
  2. アメリカ生活
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

アメリカナイズされた日本

>不法移民が違法なのは間違いないのだが、その弱みに漬け込んで彼らを上手く利用しているのがアメリカの現状なのも間違いないと思う。

日本にもこれ、ちいさな規模ですけどありますよね・・・。

規模が小さいから、見つかれば強制送還されますけど、その法律とDVがからんで、「えぇ?」っていう矛盾を感じる事件が最近あったので、「そもそも、法律なんて、所詮、人が作ったもの」というところは、私も激しく同意であります。
  1. 2006/05/02(火) 01:39:21 |
  2. URL |
  3. nori #cmTY1M5o
  4. [ 編集]

足元を見たり、弱みや無知に付け込んだり、権力をかざしたり、・・・ 大きさや程度は違えど何処にでもあるものですね。  ただ、もともと日本人とアメリカ人との間には、その辺りの物事の受け取り方に差があると思います。 アメリカの金儲け第一主義や裁判社会がもたらす不誠実さを僕は好きになれません。 もちろん、アメリカには日本にない優れた点がたくさんあると思いますが、半ば盲目的にそれに倣おうとする今の日本の政治も、どうしたものかと。
  1. 2006/05/04(木) 23:54:57 |
  2. URL |
  3. a1 #-
  4. [ 編集]

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