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Clotho 寿命とは・・

日米の研究グループが哺乳類の寿命を伸ばす作用のあるたんぱく質を確認した。人の体内でもともと作られているたんぱく質ということで、ヒトへの応用も遠い未来の話ではないかもしれない。


今回の発見の鍵は、8年前に確認されたクロトー遺伝子にあるという。遺伝子管理されたマウスの中に極端に寿命の短い(老化の早い)ものが見つかり、その発現に関わる遺伝子は、生命を司るギリシャ神話の女神の名にちなんでクロトー遺伝子と名づけられた。

このクロトー遺伝子が作り出すたんぱく質が老化速度を遅くする効果を持つことが確認されたと言う。クロトー遺伝子を見つけたときに簡単に予想されたであろうことの確認に8年かかるのはどうかとも思うが、交配で有意差をもつ個体を作るのに時間がかかったのだろうか。

面白いのは、このたんぱく質がヒトの体内でも同様に作られ、同じ働きをしていることだろう。また、昔は、老化現象が細胞レベルで発現するものだとすると後天的に寿命を延ばすのは難しいと思っていたが、そうでもないことを示す研究結果が少しずつ出てきているは興味深い。

しかし、いつも思うのは、寿命を延ばすことが科学の最大の産物の一つのように言われることがあるが、健常者にとって寿命が延びることがどれほどの意味を持つのだろうかということ。ほとんどの人は、おおよそ平均寿命くらいまでは生きると思って人生を送っているだろう。それがある日、新薬が開発され、人類は150歳まで生きられるようになったらどうだろう。平均寿命を示す数字が大きくなる以外、何かが変わるだろうか。僕にとっては、より長く生きられたらより科学の進んだ世界を見ることができるのが少し魅力的にも思えるが、よく考えると今と状況が変わるようには思えない。

やはりこれらの技術が活かされるべきは、治療においてであろう。命の長さが重要さをもつのは、平均寿命ではなく相対的な余命だと思う。自分の子供が大きくなるのを見れずに、世を去っていかなければならないのはつらいことだろう。また、マウスだけではなく、ヒトにも極端に短命な先天性の病がある。自分の子供が自分よりも早く老化を向かえ、世を去っていくのを見るのはもっとつらいかもしれない。そんな状況になったときも運命を受け入れ、むしろ、より充実した日々を送ることのできる人もいるだろうが、その運命を変える技術があるのなら、より人を幸せにできるに違いないと僕は思う。

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  1. 2005/08/25(木)|
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